死因贈与とは
【目次】
1.死因贈与とは
死因贈与について解説いたします。
贈与者の死亡によって効力が生じる贈与を「死因贈与」といいます。
死因贈与は、贈与者の死亡という一種の停止条件が付された贈与契約であり、贈与者の単独行為である遺贈とは法律的性格が異なります。
しかし、民法上、死因贈与は遺贈に関する規定に従う旨の定めがあり、実質的には遺贈によって遺産を取得した場合と何ら異なりませんので、相続税法上は、死因贈与も遺贈に含めて規定し、相続税の課税対象とすることとされています。
したがって、贈与者の死亡時に贈与税ではなく相続税が課税されることになります。
【関連するこちらのページもどうぞ。】
- 財産の名義変更が強制執行等の場合は贈与とならない
- ローンを代わりに支払う場合の贈与税
- 住宅資金の一部を親からかりた場合贈与とされない条件
- 贈与と譲渡ではどちらか有利か
- 死因贈与とは
- 借地権の設定されている土地を購入し、地代をやりとりしない場合の贈与税
- 親族間で土地を貸借した場合の贈与税
- 他人名義により取得した財産の贈与税
- 親が借りている土地の住宅を子の名義にする場合
- 増資をしても株価が0円の場合の他の株主に対する贈与税
- 従業員持株会に譲渡した株式を買い戻す
- 株式を交換した場合贈与となるか
- 土地を時価より低い価額で同族会社に現物出資等により譲渡した場合
- 名義預金の事実の立証はどのように行うか
- 家族名義預金の名義の変更は贈与となるか
- 家族名義の預金を資金として住宅等を取得した場合贈与となるか
- 住宅を購入してから住宅を贈与した場合
- 抵当権付の土地を贈与した場合
- 相続によって取得した土地を相続人間で交換した場合
- 死亡退職金を受給者以外の相続人が受け取った場合贈与となるか
Tag: 贈与税その他
【業務に関するご相談がございましたら、お気軽にご連絡ください。】
03-6454-4223
電話受付時間 (日祝日は除く)
平日 9:00~21:00
土曜日9:00~18:30
info@suztax.com
24時間受付中