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広大な市街地山林の評価
目次
1.広大な市街地山林の評価
広大な市街地山林の評価方法、広大地の範囲等の考え方は、広大地である宅地と同様です。
なお、市街地山林を広大地として評価する場合には、広大地補正率の中に宅地造成費等が考慮されていることから、造成費については控除しないで評価することになる点に注意が必要です。
ただし、市街地山林を広大地として評価した価額が上記の宅地比率方式による評価額を上回る場合には、宅地比率方式により評価します。
広大な市街地山林は次により評価します。
①1㎡当たり評価額×(0.6-0.05×山林の地積)×農地の地積
②(1㎡当たり評価額-宅地造成費)×山林の地積
③①と②のうちいずれか低い金額