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葬儀費用の目安


【目次】

1. 葬儀費用の目安

葬儀にかかる費用は大きく分けると次のようになります。

■葬儀一式の費用

通夜、葬儀の祭壇設定、棺、霊枢車、骨壷、会葬礼状、返礼品、火葬料、ハイヤー、マイクロバスなどがあります。(火葬料は自治体によっては無料の場合もあるようです。)

■宗教関係者への支払い

仏式では僧侶へのお礼〔通夜、葬儀・告別式(初七日)のお経料、戒名料〕、御膳料などがあります。

神式では神官へのお礼、キリスト教では教会への献金、神父・牧師へのお礼などがあります。

■接待飲食費

通夜ぶるまい、精進落としの料理、酒類などがあります。
■式場使用料

自宅以外で通夜・葬儀を行った場合の式場使用料などがあります。

■忌明けの香典返しの費用

■その他雑費

運転手や火葬場の係員などへの心づけ、親戚の飲食費、宿泊費などがあります。

日本消費者協会が調査した葬儀にかかった費用の全国平均は、葬儀一式が130.9
万円、飲食接待費が45.5万円、寺院の費用(お経料、戒名料)が49.8万円、この3つを合わせたものが約226.2万円となっています。

これには香典返しが含まれていないので、これ以上の費用がかかるものと考えてください。

故人の預貯金は、名義人が死亡したことがわかった時点から凍結され、たとえ配偶者や長男であっても引き出すことはできません。

死亡後、病院への支払いや、葬儀の支払いのための現金がなくて困ることもあります。

危篤状態など状況に応じて、ある程度まとまった現金の用意をしておきましょう。

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