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通夜と葬儀の準備はどうするか


【目次】

1.通夜と葬儀の準備はどうするか

葬儀を行う場合、遺族にかわって葬儀の実際を取り仕切ってもらう世話役を決めます。

まず、葬儀の総指揮をお願いする世話役代表(規模の大きい葬儀では葬儀委員長)を、親戚、近所の人、親しい友人・知人の中から喪家の事情にくわしい人を選んで依頼することとなります。

さらに葬儀の規模に応じて、受付係、会計係、進行係、台所・接待係などを担当してもらう世話役を依頼する必要があります。

葬儀社との打ち合わせには、世話役代表にも加わってもらいましょう。

次に遺影用の写真を選んで、葬儀社に引き伸ばしを依頼します。

弔問客の人数を予測して、会葬礼状や返礼品を手配も必要です。会葬礼状の文面は葬儀社の文例から選べますが、自分で考えて印刷を依頼することも可能です。

通夜ぶるまいの料理については、予測した人数に応じて手配します。

香典返しを当日行う場合は、その手配もします。

故人と親しかった友人や職場の同僚、上司など2~3人に、葬儀の際に読んでもらう弔辞を依頼します。長さは1人3~5分、文章にして1200字程度と伝え、できれば内容が重ならないように、前もって打ち合わせをします。

また、特に親しかった人には、火葬場へ同行してもらえるかどうかを確認しておきます。

火葬場へ行く人数が多い場合は、葬儀社にマイクロバスの手配を依頼します。

遺族側がすること
口喪服の準備
遺族、世話役代表は通夜・葬儀を通じて正式な喪服を着用します。

口通夜・葬儀の席次の確認
祭壇に向かって右側に喪主、遺旋近親者が血縁の濃い順に座ります。
左側は世話役代表、友人・知人、職場関係者。一般弔問客は後方です。

口弔電、供物・供花の確認
喪主は弔電に目を通し、葬儀で紹介する弔電2~3通を選びます。
供花は飾る順番をチェックします。
僧侶が通夜ぶるまい、葬儀後の精進落としの席を辞退した場合には「御膳料」(1万円ぐらい)を用意します。それぞれ白無地封筒に入れて渡します。

口葬儀当日の心づけの準備
葬儀式場の係員、霊枢車・火葬場への送迎のタクシーなどの運転手、火葬場の係員などに渡す「心づけ」(3000~5000円)は、白無地封筒か市販の小ぶりの不祝儀袋に入れます。

口自宅で行うときは家の内外の整備
屋内では祭壇を設置する部屋、僧侶の控室、通夜ぶるまいの会場、屋外では受付、駐車場などの準備を行います。

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