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喪主の決定と葬儀社への依頼


【目次】

1.喪主の決定と葬儀社への依頼

葬儀を行う場合には、遺族の代表であり、葬儀の主催者である喪主を決めます。

喪主は故人と最も縁の深い人がなることが一般的です。

一般には故人の配偶者、配偶者がいなければ子ども(長男、長女)、配偶者も子どももいない場合は親、兄弟姉妹などが務めることとなります。

葬儀社に依頼する場合、依頼する前に遺族側で葬儀のだいたいの方針について決めておきます。

ポイントは
①葬儀の形式(仏式、神式、キリスト教式、無宗教式など)
②葬儀の規模
③予算(全体の費用)
④通夜・葬儀の場所(自宅、寺院、斎場、ホテルなど)
⑤日程
の5点です。

方針が決まったら葬儀社を選んで依頼します。

葬儀社を選ぶときは、料金が明確であり、応対がていねいであるところを選んでください。

親戚や近所の人など、葬儀経験者から紹介してもらうのも安心です。

葬儀社が決まったら、葬儀社の方を自宅などに呼んで打ち合わせをします。

打ち合わせでは、担当者に遺族側の方針を伝えたうえで、
①通夜・葬儀の日程
②場所
③葬儀内容
を決めます。

葬儀社の料金にはセット料金(基本料金)と別途にかかる料金があるので、文書で見積もりを出してもらってください。言った言わないの話になると大変です。

葬儀社がしてくれること、遺族側がすること、葬儀のしきたりや進行などの疑問点についても、確認をしておきましょう。

通夜・葬儀の日程は、まず仏式であれば僧侶の都合と、火葬場を使用できる日時を確認してから決めます。

一般的には、死亡当日の夜に納棺して家族による仮通夜、翌日に弔問客を受けての本通夜、翌々日に葬儀・告別式という日程です。

死亡したのが夜であれば、1日ずれることもあり、早朝であれば、その日のうちに納棺・通夜、翌日に葬儀をすませることもあります。

また、火葬後に葬儀を行う(骨葬)地域もあります。地域ごとに異なることがありますので、その地域の方法をあらかじめ調べておきましょう。

葬儀社がしてくれる仕事(例)
◇病院から自宅、自宅から斎場などへの遺体の搬送
◇枕飾り、納棺
◇祭壇の設営、後片づけ
◇遺影の準備
◇通夜・葬儀、告別式のプランニング、進行管理
◇斎場の紹介
◇僧侶、神宮、神父・牧師の紹介
◇死亡届の手続き代行
◇死亡広告の手配
◇式場の外の準備
◇会葬礼状、返礼品、弁当などの手配
◇喪服の貸し出し
◇供花・供物・花輪の手配、飾りつけ
◇火葬場の手配
◇霊枢車、マイクロバス、ハイヤーの手配
◇駐車場の確保、道路使用許可申請の手続き代行
◇後飾りの設営

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