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葬儀後にあいさつ回りをする
【目次】
1.葬儀後にあいさつ回りをする
葬儀後、遺贈は依頼していた葬儀事務の引き継ぎを世話役や手伝いの人に引き継ぎます。
精進落としの終わったあとに行うのが望ましいでしょう。
世話役の各係からは、
①会葬者名簿、弔問客の名刺
②香典、香典帳
③供物・供花の記録帳
④弔辞、弔電
⑤会計の収支記録、請求書、領収書、残金
などを受け取ります。
世話役代表や各係の人には、お礼として「御車代」や「御礼」を包んで渡すのですが、後日あらためてお礼に出向くか、このときに渡します。
2.僧侶・寺院へのお礼
寺院には葬儀の翌日か翌々日に、喪主と遺族代表の2人で葬儀や戒名のお礼(お布施)を持参し、あいさつに出向きましょう。
そのときの服装は喪服かそれに準じた地味な装いにします。
お礼は奉書紙に包むか、白無地封筒に入れ、表書きは「御礼」あるいは「御布施」とします。
寺院へのお礼は相続税の対象となる財産から控除されるので、領収書を受け取っておきます。領収書が発行されない場合、メモに記載しておき、相続税の申告時に税理士へお渡しください。
なお、寺院への通夜・葬儀のお礼は、以前は葬儀を終えてからまとめて渡すものでしたが、最近は通夜・葬儀の終わったあとで、そのつど手渡すこともあります。
3.お世話になった人へあいさつ回りをする
葬儀で特別に世話になった人、葬儀の世話役代表や葬儀委員長などにも、葬儀の翌日か翌々日、遅くとも初七日までには喪主があいさつに出向きます。
このとき、手土産は必要ないとされていますが、最近は、世話役代表や葬儀委員長にはお礼の言葉に添えて現金やビール券、仕立券つきワイシャツ地などを持参することも少なくありません。
故人が在職中であった場合は勤務先へもあいさつに出向くことが望ましいです。
遠方などのため、弔問には訪れず、弔電や供物・供花、香典などを送ってくれた人には礼状を出します。
4.葬儀社への支払い
葬儀社から請求書と明細書が届いたら、明細書と見積書を照らし合わせて必ず内容の確認をしてください。
葬儀費用は会葬者の人数や予定にはなかったサービスの利用などによって、見積もりの金額より多くなることもあります。
不明な点があれば葬儀社に問い合わせてから支払うようにします。
明細書がなく、請求書だけの場合は、明細書も必ず要求しましょう。
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