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贈与税の計算方法


【目次】

1.贈与税の税額計算の概要

暦年課税を選択した場合における贈与税額は、その年分の贈与税の課税価格から贈与税の基礎控除額を控除し、その控除後の課税価格に贈与税の税率を乗じて計算します。

また、贈与税の配偶者控除の適用を受ける場合には、課税価格から贈与税の基礎控除額と贈与税の配偶者控除額とを控除し、その控除後の課税価格に贈与税の税率を乘じて計算します。

なお、贈与税の課税価格の計算の基礎となった財産のうちに外国に所在するものがあり、その財産について外国の法令により贈与税に相当する税が課せられたときは、上記により算出した贈与税額から在外財産に対する贈与税額に相当する金額を控除した金額が納付すべき贈与税額となります。

(贈与税の課税価格 - 贈与税の配偶者控除額 - 贈与税の基礎控除額(110万円))
×税率=贈与税額

贈与税額 ー 外国税額 = 納付税額


2.贈与税の基礎控除額

①贈与税の基礎控除は,少額の贈与財産に対しては贈与税を課税しないという趣旨で設けられたもので,相続税の遺産に係る基礎控除や所得税の基礎控除と同じく課税最低限を示すものです。

②贈与税の基礎控除額は110万円です。

ただし、贈与財産について相続時精算課税制度を選択した場合には、この基礎控除は適用しません。

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