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ネット輸出ビジネスで海外発送する際の海上運賃について

ネット輸出ビジネスで海外発送する際の海上運賃について解説いたします。

目次

1.ネット輸出ビジネスで海外発送する際の海上運賃について

商品を1つずつ発送する場合は、日本郵便の国際小包や国際郵便を使うのが便利ですが、航空機便ではなく、船便を使って荷物を海上運送することもできます。

船便のメリットは何といっても価格が安いことです。

デメリットは荷物の到着までにかなりの時間がかかるということです。

中国で最大約1ヶ月、アメリカやヨーロッパであれば、2~3ヶ月かかるようです。

これでは、eBayやAmazonで売れた商品を個別に発送するのにはとても使えません。

しかし、1度に送る商品の重量が増えてくると、船便のメリットを享受できます。
重さにして数百kg単位で荷物を送る場合です。

この場合、日本郵便の船便を使うのではなく、フォワーダーと呼ばれる貨物利用運送業者やクーリエ業者の提供している、LCL(海上小口混載)を利用します

商品を送る地域や航空便の契約料金にもよりますが、だいたい1度に200kg程度を送るような場合に、LCLの利用を検討してみましょう。

また、フォワーダーやクーリエ業者の提供しているLCLを利用すると、日本→中国間は約1~2週間で荷物が届くようなので、それほど遅くはありません。

船便を利用して荷物を輸送した場合、基本的には輸入者が港で荷物を引き取り、自分で通関手続きを行なう必要があります。LCLを利用する場合は、これらの作業を代行してくれます。諸費用に関しては事前に確認して、金銭トラブルが起こらないようにしましょう。

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