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ネット輸出ビジネスをeBay（イーベイ）で行う方法について税理士が解説！

ネット輸出ビジネスをeBay（イーベイ)で行う方法について解説いたします。

1.ネット輸出ビジネスをeBay（イーベイ）で行う

世界最大のオークションサイトといえばeBay(イーベイ)です。

eBay(イーベイ)は、出品数10億点を誇る世界最大のオークションサイトです。eBayとAmazonでの販売を上手に絡めると、効率的な利益アップが可能になります。

オークション販売自体は非常に簡単なので、日本のヤフーオークションができる人であれば、英語ができなくてもはじめることができます。

オークション販売において、売るために必要な要件がいくつかありますが、その中に取引によって得られた「評価」の数があります。買い手は販売商品が同じならまず価格で判断し、次にセラーの信頼性を見比べます。評価は信頼性を示すひとつの指標です。eBay(イーベイ)では評価の数と「良い」と評価されたパーセンテージで示されています。例えば、１００個の評価をもらってそのうち「悪い」評価が２つあった場合は98％という表記になります。取引数は多い方が良いですし、「良い」評価が１００％であれば、買い手も安心です。

eBay(イーベイ)では、評価が少なくてもマニアが好む商品力があるものであれば、すぐに大きな利益につながります。また、ブームやイベントに便乗することで、簡単に売ることができたりします。

2.eBay(イーベイ)のアカウント

eBayのセラーアカウントには、個人とストアがあります。初めは個人セラーとして販売を開始して特に問題はありません。eBayでは新規で登録したセラーに出品リミットを課し、最初は基本的に月間10商品$500までの出品なので非常に厳しいです。

取引を積み重ねなて、「リミットアップ」と呼ばれている出品上限（リミット）を延ばしてもらう交渉を月に１度ずつ行い、半年から１年かけてリミットを増やしていくのが一般的です。また、eBayでは複数のアカウントを持つことができ、リミットはそれぞれのアカウントごとに設定されます。

利益を上げるためには、限定品、セール品、中古品をあらかじめ仕入れて、手元に在庫を持った状態で商品を販売すれば利益率の向上が期待できるでしょう。値下げ競争が起こりやすい無在庫販売はやめましょう。

3.eBayの取引決済にはPayPalを利用する

eBayの取引決済にはPayPalというサービスを利用します。

eBayでの出品にはセラーアカウントの認証も含めて、PayPalへの登録と認証、PayPalのアカウントをプレミアかビジネスにする、eBay(イーベイ)の「my ebay」より、Paypalをリンクさせるという作業が必要です。

4.eBayとAmazonを組み合わせるメリット

eBayとAmazonを組み合わせると様々なメリットがあります。

1つめは、サイト間を横断的にリサーチできるということです。

eBayとAmazon両方のサイトを利用することで、eBayでは取引されていてAmazonに出品されていない商品、またはその逆パターンの商品が見つかります。

どちらか一方のサイトで取引された履歴がある商品を、出品されていないもう片方のサイトに出品すると、売れる可能性が高くなります。

最初は競合セラーがいない状態ですので､値段付けも有利です。Amazonのランキングやレコメンデーション(お薦め商品表示）機能とeBayの落札履歴、Terapeakを使っての分析結果など、それぞれのサイト特有の販売情報を総合的に判断することによって、より精度の高いリサーチが可能です。

またeBayで販売では、FBAマルチチャネルを活用する方法があります。FBAマルチチャネルとは、配送代行会社としてAmazonを利用することのできるサービスです。まずAmazonのFBA倉庫に納品した商品を、Amazonに出品しておきます。これと同時にeBayでも同じ商品を出品すれば、２つのサイトで併売することによって在庫リスクを減らせます。

5.eBay事業者の消費税還付

eBay事業のみを行っている場合、eBayの売上は輸出免税売上となり、日本国内で支払った消費税は全額還付を受けることができます。消費税を早く還付してもらう方法を下記ページにまとめましたのでぜひご覧ください。

消費税を早く還付してもらう方法

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