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ネット輸出ビジネスで海外発送する際の航空運賃について

ネット輸出ビジネスで海外発送する際の航空運賃について解説いたします。

目次

1.ネット輸出ビジネスで海外発送する際の航空運賃について

商品を1つずつ発送する場合は、日本郵便のサービスを使えば非常に便利です。

数百kg単位の荷物を送る際の航空運賃はまた別の料金体系となります。
AmazonのFBA倉庫に荷物を送る場合ですが、AmazonのFBA倉庫へ商品を納品するには、「Seller(セラー)」→「アメリカ国内の荷受人」→「FBA倉庫」というルートで納品する必要があります。

ですから、FBA倉庫へ商品を納品する場合、「セラー」→「アメリカ国内の荷受人」部分をEMSや国際小包などの日本郵便のサービスか、DHL、ヤマト運輸国際宅急便などクーリエ業者のサービスを利用して送らなければなりません。

EMSとDHLなどのクーリエ業者の違いですが、DHLを利用して発送した場合の送料については2つ注意点があります。


1-1.燃油サーチャージ(フューエルサーチャージ)

原油の価格変動によって、燃料費が急激に上昇した際に備えて、通常の送料とは別建てで支払う必要がある料金です。燃油サーチャージは運送会社や時期によって変動します


1-2.容積重量計算

DHLなどで荷物を送る場合は、EMSにはない「容積重量」という考え方により料金が計算されます。

容積重量とは、荷物の容積から換算される重量のことで、DHLなどで荷物を送る場合は、荷物の実際の重さである「実重量」と「容積重量」のうち、重い方が適用されて送料が決まります。

容積重量については、DHLのサイトなどで計算することができます。
無題5
https://www.dhl.co.jp/ja/tools/volumetric_weight_express.html

DHLなどのクーリエ業者と条件のいい運賃割引契約がとれれば、EMSで送るより送料は割安になるケースがほとんどかと思います。DHLは各エリアごとに営業担当者がいますので、出荷量が増えてきたら、1度見積もりをしてもらいましょう。

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