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税務調査では金庫を見せないといけないのか


【目次】

1. 税務調査では金庫を見せないといけないのか

税務調査において、調査官から金庫に何が入っているか調べたいから開けてほしいといわれた場合の対応方法について解説いたします。

税務調査では、調査官は金庫を開けてほしいとよく言ってきます。税務調査に関係のない書類や品物しか入っておらず、人前で金庫を開けることは抵抗があることですから、開けたくないというのが本音ではないでしょうか。

このような場合には、はっきりと断りましょう。

納税者の承諾なしに、税務調査において調査官は金庫を開けて中を調べることはできません。
また、調べる理由もはっきりしないうちに、金庫を開けて調べる必要はないのです。

実際の税務調査では、金庫があると条件反射のように調査官は「中を見せてください」と要求してきます。

納税者が少し困った様子で「税務調査に関係するようなものは、入っていませんよ」とでも言おうものならますます「だったらいいじゃないですか。何でも調べるのが私たちの仕事ですから」と自分たちの要求が正当なものだと強制力を発揮してきます。

通常、会社の金庫などというものは、簡単に他人に中を開けて見せるものではないのです。金庫を開けているときに、他人に中を見られでもしたら大変です。

その中の書類が税務調査に必要な書類かどうかは、納税者が十分判断することができます。

そこで納税者が「関係のない書類ばかりで、調べる必要はありませんよ」と断ると、調査官は「必要があるかないかはこちらが決めます。とにかく開けて見せてくだい」と迫ってきます。

このような理由は金庫を開ける理由にはなりません。「中を見てから税務調査に必要かどうかこちらが判断する。あなたたちは黙って税務署の言うことを聞いていればいいんだ」となんでもできるのなら、すべての納税者は罪人扱いとなります。

これでは、調査ではなく捜査であり、質問検査権の権限を超えています。

なぜ、金庫の中を調べることが必要なのか。納税者が十分に納得のいく理由と説明があった場合で、納税者の承諾があったときにのみ調査官は金庫の中を見ることができるのです。レジや机の引出し、ロッカーなども同様です。

どうしても引き下がらない場合には、中にあるものを伝え、必要があるものだけを取り出して見せるようにします。

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