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税務調査で税務調査官から思い出せないことを質問された場合


【目次】

1. 税務調査で思い出せないことを質問された場合

税務調査においては、調査官の質問に誠実な態度で答えるのが当然ですが、古い話であったり、納税者本人が直接関係していないことに関して聞かれてると記憶がなく、質問に答えられないことがあります。このような場合の対応方法について解説いたします。

会社では様々な取引があり全てについて記憶しておくのは不可能ですし、最近のことならまだしも古いことに関して聞かれても覚えていない、思い出せないということは当然にあります。

覚えていない、思い出せない場合には、はっきりと「忘れました」「記憶にありません」と答えるようにしましょう。このように答えたからといって、調査官の印象を悪くするようなことはまずありません。

暖昧な記憶のまま「たぶん・・・だったと思う」といった答え方のほうがNGです。

税務調査で、調査官は最初に「なぜこの会社を始めたんですか」「株主との関係は?」「最初の取引先は?」などと会社設立当初のことをいろいろと質問してきます。

私たちが立ち会っていて、「前回も、前々回も、同じことを聞いたじゃないか。税務署に前回の調査の記録は残っていないのか。時間の無駄だろうが」と腹立たしくなるほど、毎回同じ質問をしてくるのです。

なかには、調査の的をどう絞ろうとしているのか、何を調べようとしているのかを伺い知る、その〃尻尾″を出している質問もありますが、たいていは無駄な質問です。

若い調査官のなかには、「業界のことを何も知らずにやってきたのか」といった低レベルの質問をしてくるケースもあるでしょう。

設立のころの古い話や、細かな取引の一つひとつを正確に記憶している人など、皆無です。

これらの質問に答えようと、古い書類を見直したりするには膨大な時間がかかります。

ですから、その場で即答する必要はまったくありません。臨場調査が終わってから、時間のあるときに調べ、後日電話で回答すればよいのです。

質問されてすぐに答えないと何か不利になっていくのではないか、というふうに不安に成る方もいらっしゃるかもしれませんが、全然大丈夫です。あいまいなことを適当に答えるよりは、時間をかけて真実を探しだして真実を答えるべきなのです。

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