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税務調査は怖いのか~きちんと納税している場合は恐れる必要はない


【目次】

1.税務調査は怖いのか

自営業者にとって税務調査は怖いものなのでしょうか。なぜ税務調査が怖いと思われるのか解説いたします。

税務調査には、「強制調査(マルサと呼ばれるものです。)」と、「任意調査」の2種類があります。

「強制調査(マルサ)」は国税庁直轄の全国に12力所ある国税局(沖縄国税事務所を含みます)の調査査察部が行うもので、いわゆる「マルサ」といわれる、納税者の同意なしにできる調査(査察部の「サ」を「○」で囲んで「マルサ」という意味です)です。

裁判所の「捜査令状」を取って、脱税の疑いのある納税者の事業所や自宅、関係先に突然行って、有無をいわせない家宅捜査(俗にいうガサ入れ)をします。

犯則事件の資料を集めるのが目的ですから、ドアをこじ開けたり、天井や床をはがし、金庫を無理やり開けるといったこともあります。このイメージが一般の人には強く、税務調査は大変なもの、非常に怖いものというイメージがあるのではないでしょうか。

強制捜査(マルサ)の対象となるのは、大口で悪質な脱税の疑いのある納税者で、「突然」といえども、国税局調査査察部が事前に半年~1年の内偵調査を行い、限りなく「クロ」に近いという確証のあるところにのみ行なわれます。裁判所の捜査令状がないと強制捜査はできませんので、確証のないところには強制捜査は入りません。

強制捜査の対象者は刑事事件として起訴され、有罪なら実刑もあり得ます。

一方、「任意調査」は、国税局の調査部や税務署(全国に524の税務署があります)が納税者の同意を得て行う調査です。

土足で上がり込んで行くようなマルサの調査とは大きく異なります。

自分が受ける調査が、任意調査か強制調査かを見極めるポイントは、調査官が裁判所の捜査令状を持っているかどうかです。

ほとんどの調査は任意調査ですから、調査官が突然乗り込んできて、荒い行動に出られることはまずあり得ません。

ただし、税金をごまかしている人にとっては、税務署は怖い存在でしょう。

ごまかしていなくても、何かコンタクトがあれば、ドキドキするようです。

「税金をたくさん取られるのではないか」とか、有無を言わせぬ税務調査のイメージなのか、決してありがたい存在ではないようです。

しかし、きちんと納税しているという自信がある場合、税務署をむやみに怖がる必要はありません。

税務調査が怖いという場合、税務を「知らない」からコワい(イメージ)」をもってしまうのでしょう。

逆の立場(税務職員)に立ってみるとよくわかります。

不正申告が明らかな事業所には「正して、適正納税をさせなければ」と思うものですが、適正申告、適正納税をしている事業所にも、職務使命の下、「この点は間違っていますよ」と指摘したい個所を探そうとするのは当然です。

調査官に「間違っていますよ」と指摘されても、「間違っていません」と毅然と答えられる納税者になればいいわけです。納税者にとって最も大切なのは「納税者の権利」であり、納税者の権利を知っていれば、怖い存在ではなくなります。

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