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税務調査で使用する部屋はどのような部屋がいいのか


【目次】

1.税務調査で使用する部屋

税務調査において使用する部屋のポイントについて解説いたします。

税務調査時に使用する部屋としてまず抑えておきたいことは、帳簿類を何も置いていないテーブルと椅子だけのある応接間などで対応していただきたいということです。調査官が落ち着いて調査に専念できる部屋があるといいでしょう。人通りが多い場所だと経営者としても調査官としても落ち着きません。

また、税務調査当日といえども、従業員には仕事がありますから、税務調査が気になり仕事ができないということにならないよう、従業員への気配りもしたいものです。

万が一、税務調査官が事業所内を動き回ることになると、その間に従業員に話しかける可能性が十分にあります。

「今している業務はなんでしょうか?」「その書類はなんでしょうか?」などと話しかけられると、従業員は気が散って、仕事に集中できないでしょう。

そのようなことにならないためにも、調査官が落ち着いて調査できる部屋を確保したいのです。

必要な帳簿や書類は、調査官が求めてから出すのが鉄則です。税務調査開始当初から揃えてくださいと言われた書類を全て揃えて税務調査で使用する部屋においておくということは絶対にやめましょう。

たとえば、調査官に「元帳を見せてください。」などと言われたら、「何期分要りますか?」と聞いてから、求められた期の分だけを持ってきてまず税理士に渡してから、見せます。

その元帳を見ながら「請求書と領収書を見せてくれませんか?」と言われれば、その請求書と領収書を持ってきて見せます。

もっといえば、「税務調査でなぜ必要なのか」を聞き返して確認してから、必要書類を取りに行くようにできればなおいいでしょう。

なかには、製品の製造過程の秘密事項や生産工程のノウハウなど、税務調査と関係のない書類を見たいと要求する調査官がいますが、それは断らなくてはなりませんし、断ることができます。毅然とした対応で断ってください。

会社案内を求められることも多々ありますが、求められてから取りに行って見せるようにしましょう。聞かれてもいないのに、「こういうことをしております。」などと会社案内を見せて、会社の説明をする必要はありません。聞かれたことだけを説明すればよいのです。

取りに行くときに、調査官が「ついていきます」と言っても、「結構です」と断り、その部屋で見てもらってください。調査官の「ついていきます」は非常に危険です。必ず会社の人が取りに行くように徹底しましょう。

調査官がトイレに行く場合も、案内を兼ねてなるべく同行してください。

トイレに行く間には、様々な情報を入手することができます。トイレにかけてあるカレンダーが銀行のものだと、その銀行と取引があることがわかります。

書棚については、整理整頓はしておくべきです。

税務調査に関係のない書類は取り除き、直接関係のある帳簿だけを取り出せるようにしておきます。

机などがある場合、机の中も必ず確認し、綺麗に整頓するようにします。

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