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ネット輸入ビジネスにおいてTaobao(タオバオ、淘宝網)から輸入する場合の注意点
輸入ビジネスの仕入先としてタオバオを利用し、中国から商品を輸入することができますが、タオバオ仕入の注意点について解説いたします。
目次
1.タオバオから輸入する場合の注意点
ネット輸入ビジネスでタオバオを利用する場合注意点があります。
まずタオバオで買いたい商品が決まったら、代行サービスを利用して購入します。欧米などからの仕入れと同じで、中国からの輸入規制が厳しい商品や、法律で禁止されている商品があります。
また、規制されているわけではありませんが、中国からの輸出が難しい(没収の可能性あり)商品もありますので、これらの輸入は避けたほうが無難です
輸入が難しい商品
- 書籍、CD、DVD等のメディア関連(海賊版として疑われます)
- ブランド、メーカー品(コピー品として疑われます)
- 武器を模した品物(危険性が疑われます)
2.中国からの輸入は小分けにする
欧米からの仕入れは、たくさんまとめて仕入れるほど、送料が安くなりますが、中国仕入れの場合は、ある程度で小分けにします。
中国仕入れではたくさん商品を扱って、仕入れ→販売をどんどん回していくことで、利益を積み重ねていきます。
欧米と比べて送料も安いため、どんどん送ってもらったほうが計算もしやすく、効率がよくなります。
また、発送でのトラブルや、偽物商品の問題があったときにも、素早く把握して対応ができるのでリスクを抑えられます。よくあるケースとしては、1回1万~5万円分ほどで小分けして、月に複数回送るという方法です。
3.不良品リスクはどうするか
中国仕入れの場合、不良品が混ざっていることがありますが、現状割り切るしかありません。
不良品以外はきちんとしたものが届くので、割り切って考えるしかないのが現状です。
クレームを出して返品、交換の交渉を代行業者にお願いすることもできますが、解決しないか、解決まで時間がかかることが多いです。しかもトラブルが解決するまで、商品が手元にこないため、資金が凍結します。それであれば、安く販売してもいいので、さっさと売って、次へと意識を変えましょう。