金融機関から融資の回答が遅い場合
1.金融機関からの融資の回答が遅い場合の対応
東京都 北区の税理士 鈴木です。
金融機関からお金を借りようとするときに、金融機関からの回答が遅い場合があります。
回答が遅く、間に合いそうにない場合には、金融機関へ直接「借入の件はどうなっているのでしょうか?いつ頃までに回答を頂けますか?」と打診してみましょう。しかし、あまりにも執勧に打診をしてしまうと「相当資金に困っているのだろうか?」と疑われる可能性がありますので、さりげなく打診してみることがポイントです。
そして、何よりも重要なのは、打診の際の表現・言葉遣いです。
当たり前なのですが交戦的な言い方では金融機関側に良い印象を与えません。
それよりも効果的な方法が実は存在します。
2.期日を伝え文書を渡す
それは融資を申し込む際に、金融機関に、「何々の用途で資金が必要なため、××月××日までに回答が欲しい」とはっきり言い切ってしまうことです。
さらに、それを文書にして担当者に渡してしまいましょう。
金融機関の融資担当者は、なるべく意向に沿うように、期日を守るように検討してくれるでしょう。
そして、その期日までに融資の返答が来ないようでしたら、打診をしても問題はありません。
銀行員はあくまで人間ですので、人と人との付き合いのマナーは必ず守るようにしましょう。
自治体制度融資などの場合、金融機関だけではなく、自治体や信用保証協会など複数の機関が絡ることになります。そのやり取りの間何かしらの不手際で異常に返答が遅くなる場合も少なくありませんので、いつまでに必要かをはっきり伝え、遅れないように十分に注意するようにしてください。
当事務所では、資金調達・金融機関との交渉について積極的にアドバイスし、悩みを解決していきます。お困りの方は一度ご相談ください。