不動産法人化のシミュレーションを行いました!

不動産法人化のシミュレーションを行いました!

1.不動産法人化のシミュレーションを行いました

東京都北区の税理士 鈴木宏昌です。

2015年から相続税が増税となりました。そのことが影響してなのか、今年に入ってから、不動産の法人化が非常に増えております。

不動産の法人化というのは、個人で所有している不動産を法人に移すということなのですが、一般的には建物だけを法人に簿価で移すということが多いです。

なぜ土地を移さないかというと、土地代金を法人は支払えないからです。土地は個人、建物は法人という所有形態となるため、法人は個人に土地を借りていることに対する地代を支払います。

地代は固定資産税の2.5倍以上とするようにお願いしています。あまり安いと相続税を計算するときに土地の値段が高くなってしまうことがあるからです。



2.建物の売却金額はいくらにするか

法人に売却する金額は、簿価で行われるのが通常です。簿価は所得税申告書の減価償却の明細の一番右側に記載してあるもので、当初の取得価額から減価償却を引いたものが簿価となります。簿価が1円となっている建物も少なくありませんが、そのような場合には、数十万円ほどの売却金額とすることが多いですが、ほとんどタダで法人は取得できるようなものです。



3.法人化にするメリットはなにか

不動産を法人に持たせると、法人に賃貸料収入が入ってきます。個人に賃貸料収入が入ってくる状態だと、所得税は取られるし、相続税も取られるのですが、法人だと給与として支払うことができますし、給与は不動産を持っていた本人ではなく、その下の世代に支払うことにより、簡単に所得の移転を行うことができます。

当事務所では、たくさんの不動産法人化を行っております。不動産法人化については、代表税理士が直接担当させて頂きます。

不動産の法人化についてご質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。相談は無料です。

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