税理士試験の勉強法 基礎を繰り返し勉強する

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東京都北区の税理士 鈴木です。

そろそろ税理士試験の講座が専門学校で開始する頃ではないでしょうか。

受験生の方は、来年の受験まで修行僧のような生活を送ることとなります。全ての欲を捨て、将来の夢に向けてひたすらストイックに勉強する、というのはなかなか楽しいものでした。地下鉄などで理論を覚える際、「みんなはスマホでゲームとか寝ちゃったりとかしてるけど、自分はこんなに高尚なものを勉強している」と自慢せんがばかりに「法人税法」という文字が書かれている理論マスターをドヤ顔で広げて理論暗記していたのを覚えています。今でもたまに理論問題集を広げて暗記しながら乗っている受験生を拝見しますが、とても真剣に勉強されているようで、どうもドヤ顔で自慢せんがばかりに勉強していたのは私だけだったようです。

それはそれとして、年内は専門学校のカリキュラムのスピードが遅く、何を勉強したらよいのか、どう勉強したらよいのか、をじっくり考えることができます。

そこで、悩める受験生のために、私が実践していた勉強方法について大公開しちゃいます!

【目次】

1.授業の予習方法

授業の予習は一切しませんでした。働きながらの受験勉強でしたので、復習で精一杯だったのです。専念されている方でも特にしなくてもいいのではないでしょうか。

2.授業の復習方法

テキストは必ず毎日読むようにしていました。そして、テキストに記載されている練習問題と別冊の計算問題は5回連続で解けるようになるまで間隔をあけて、ひたすら解き続けます。

具体的には、問題をといたらページの右上に日付を記載(例えば、9/4)などと記載し、解けていたら日付を○で囲みます。この日付を○で囲んだものが5コ並ぶまで解き続けるわけです。

私は頭が悪いほうだったので、10回以上解く問題などもよくありましたが、3回連続で解けるくらいまででいいと思います。

3.テキストへのマーカー

テキストへのマーカーは3色(緑、青、ピンク)と決め、定規で線を引くようにしていました。定規で引くのは、まっすぐ線が引けず、テキストが汚くなってしまうためです。

毎日見たいと思わせるような綺麗なテキストにするため、定規を使っていました。まっすぐ線が引ける人はわざわざ定規を使う必要はないです。

4.総合問題の管理

総合問題は数が限られます。毎月の定例試験、実力判定、6月くらいからの答練といった具合です。すべての総合問題をExcelで一覧表にし、いつ解いたか、何点だったかを管理するようにしていました。総合問題についても5回くらいは解いていたように思います。

次回は、理論の暗記方法や休憩の取り方、スマホを使った勉強法、Evernoteを使った勉強法などを取り上げてみようと思います。

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