税理士試験 本番で役立つ税法のテクニック

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平成26年度の税理士試験のうち、法人税法、相続税法、商法税法の試験が明日の8月6日に行われます。

昨日税理士試験直前にも関わらず税理士試験について記事を書いたところ、少しですがアクセスがあったようですので、特効薬となる税法の税理士試験本番でのテクニックを記載いたします。

1.蛍光マーカーを使う
以前にも書きましたが、答案にはボールペンの使用が限定されていますが、問題文には何を使ってもいいわけです。

ですから、問題文にわかりやすくマーカーで線を引いても大丈夫です。

例えば、相続税法の場合には、財産が緑色、債務がピンク色など。

2.早く理論を書く方法
理論を書くスピードで悩まれている方は多かったように思います。本試験では問題次第では6枚くらい書くこともあると思います。理論を早く書く方法ですが、私の場合、
1,背筋を伸ばす
2,手のひらを机につけない
3,文字は大きく書かない
という方法で書いていました。

1,背筋を伸ばすというのは、背筋が前傾になりすぎて、腕に重心がかかるのを防ぎ、腕が痛くなるのを防ぎます。これだけで、右腕はあまり疲れないはずです。

2,手のひらを机につけないというのは、習字を書くときと同じ書き方で書くというものです。そうすると、右利きの私の場合、ペンが右に進むスピードが劇的に早くなります。ただ、文字は綺麗に書いたほうがいいので、あまり崩しすぎないほうがいいです。

3,文字は大きく書かないというのは、文字が大きいと当たり前ですが書く時間がかかり、見た目も綺麗ではありません。小さすぎず、大きすぎず、筆圧を書けず、さらさらっと習字のように書ければかなり早く書けます。私はたしか一枚8分くらいだったように記憶しています。

3.余計な理論は書かない
余計な理論は書かないでください。それだけで落ちることがあります。ただ、書くべきか悩んでしまったら、端折ってでもいいので書ききってしまったほうがいいです。

専門学校の答案とは違いますので、一字一句正確な理論は求められていません。柔軟に対応しましょう。

4.大原でもTACでもやっていない論点がでた
ほとんどの受験生は大原かTACあるいはその両方を受講しているはずです。ですから、この2校でやっていない問題が出題された場合、それほど時間をかけず、わからなければ飛ばしてもそれほど差はつかないはずです。

片方しか受けていないかた、答練だけでももう片方の学校の問題を取り寄せてください。(今年は間に合いませんが。)

5.書くべき理論が浮かばない場合
どの理論を書くべきか全く浮かばない場合には、理サブ(理マス)の目次を思い浮かべ、最初の理論から当てはめていってみてください。どれかは書けるはずです。

それでも、全く思い浮かばないのであれば、理論を読んだあと、理論を書かず、一旦計算を解き終わってからもう一度理論に取り組んでみてください。計算をしている最中に頭が回転し、書くべき理論が思い浮かぶかもしれません。

皆様の合格を祈念しております!

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